LEGAL LIBRARYの紹介

製品・サービス紹介

LEGAL LIBRARYをご紹介いたします。

リサーチ・検索ポータルサービスの概要自体は、下記に解説記事を上げています。

サービスサイト

概要

LEGAL LIBRARYは、法律専門書や官公庁等が作成している各種資料をデータベース化し、横断的に検索することができるサービスです。

有斐閣や弘文堂など、法律関連書籍の老舗とも提携しているようで、資料として間違いないもののみが入ったデータベースを検索できることに優位点があるようです。

また、書籍掲載の書式テンプレートをMicrosoft Wordファイル形式でダウンロードする機能もあるようです。掲載されているすべての書式について対応しているのかは不明ですが、そうであればかなり便利な気がします。実務でも書籍の書式をほぼそのまま使うことありますし。このサービスの最も有用な部分はここな気がします。

上記2社だけでなく、多くの法律業界にいたらだいたい知ってる会社との提携が進んでいるようで、資金調達もさまざまなところから数千万円規模で出資を受けているようです。

個人的な感想

書籍の場合、割と文脈や体系的理解が必要だったりもするので、書籍の情報を検索するときに、目次や索引からの検索と、キーワードによる全文検索とどちらが良いのかというのはなかなか微妙なところだと思ったりもします。

複数の書籍を一つのキーワードで横断検索できるというのは便利なのかもしれませんが、上述したように文脈やその記載の体系上の位置づけまで理解しないといけないので、キーワードでヒットした場合、その有用性判断は結局人がやらないといけないように思います。出版社に関わらず、著者の権威なども含めて考えると必要な情報が横断的な検索でヒットするということがそんなにあるのかなぁ?と疑問ではあります。

ただ、発展していった場合、現在の判例検索サービスのように、多くの法律事務所が1アカウント導入する、という未来はありそうです。都内の法律事務所であれば、弁護士会の図書館を利用したりできますが、地方はそういうわけにも行きませんし、月額いくらでかなりの量の法律書が閲覧できるということであればそれだけでも価値があるように思います。

料金

個人向けプランは、月額5,200円(税別)とのことです。

法人、法律事務所向けには、問い合わせくださいとのことです。

提供会社

株式会社Legal Technologyによる提供です。代表取締役CEOが弁護士の二木康晴先生です。

関連サービス

特に無いようです。

競合サービス

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